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ピロリ菌と胃の検査

ピロリ菌と胃潰瘍について

ピロリ菌とは?

1982年に発見された胃の中に生息している菌です。胃酸のように強力な酸のなかで生きていくために胃の中にある尿素からアンモニアをつくり酸を中和しています。感染経路は経口感染(食べ物や水)と考えられており日本人では40歳以上の70〜80%が感染しているといわれています。菌がいることで 胃の壁を傷つけ、胃を守っている粘液が減るので胃炎や潰瘍の原因となります。ただし感染して潰瘍になる人は一部で多くのひとは無症状で経過します。

ピロリ菌イメージ ピロリ菌顕微鏡写真
ヘリコバクター・ピロリ

ピロリ菌を調べるには? ピロリ菌は退治した方がいい?

ピロリ菌の検査には以下の方法があります。

  1. 迅速ウレアーゼ試験…胃ファイバーで胃の粘膜を取って検査します
  2. 尿素呼気試験…呼気(吐く息)を取って調べます
  3. 抗体検査…採血、検尿により菌の抗体を調べます

今までピロリ菌に感染している人のうち、除菌療法を受けられるのは胃潰瘍や十二指腸潰瘍の再発予防に限られていました。今年2月より慢性胃炎の方に対しても除菌療法が保険適用になりました。ピロリ菌の感染による萎縮性胃炎は胃がんの危険因子と言われており、除菌療法をすることで将来的な胃がんの発症リスクを軽減できるからです。ただし治療を受けるにあたり下記が条件となります

  1. 内視鏡検査にて慢性胃炎を確認されている
  2. ピロリ菌に感染していることが確認されている

除菌を希望されるかたはお気軽にご相談ください。
また、ピロリ菌の感染や萎縮性胃炎を調べられる「胃がんリスク検診」(自費3,600円)もご利用ください。
※ピロリ菌を調べる尿素呼気テストをご希望の方は診療時間内にご来院ください。

除菌療法はどうやってするのですか?

3種類の飲み薬を1日2回1週間のむ方法が一般的です。入院の必要はありません。薬の副作用は下痢、味覚障害、肝機能障害などですが副作用の出る人は稀です。正しく薬を内服すれば90%のひとが除菌に成功します。
ピロリ菌の検査、除菌の相談は外科にて承っております。
このたび「ピロリ菌除菌外来」を新設しました。
自費による除菌の相談にも対応いたします。

胃の精密検査を受けた方がよいのはどんな人?

内視鏡検査をお薦めしているのは次のようなかたです。

  • 検診、人間ドックで胃の異常を指摘された
  • 胃のあたり(みぞおち)が痛む
  • 食欲がない。最近体重が減った
  • 飲み込んだあとのつかえ感
  • 貧血
  • 慢性的な胃もたれ、胸焼け
  • 黒っぽい便がでる
  • 以前潰瘍、ポリープを患った

など一つでも当てはまるようでしたらできるだけ早期の検査が必要です。

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胃内視鏡はどんな検査ですか?

医師が内視鏡スコープを口より入れて直接、食道、胃、十二指腸の中を観察する検査です。検査は通常5分ほどで終了します。観察できる範囲は喉、食道、胃、十二指腸まで。直接観察することでバリウム胃透視ではわかりにくい小さな病変や炎症性の変化がわかるほか、組織検査により病変が良性か悪性かの診断ができます。胃潰瘍やポリープ、早期がんの発見には欠かせない検査となっています。近年の技術の発達はめざましく、ファイバースコープは以前より細く、柔らかくなっています。現在の最新式のファイバーは大体直径が8〜9mmくらいです。つまり昔とくらべて患者さまへの負担、検査の苦痛もずっと少なくて済むようになりました。

胃ポリープ 急性胃炎
胃ポリープの写真 急性胃炎の写真
症状でにくい

みぞおちの痛み

胃潰瘍 早期胃がん
胃潰瘍の写真 早期胃がんの写真
みぞおちの痛み、黒い便 症状でにくい

内視鏡検査を楽にうけるには?

内視鏡検査は病気の早期発見には欠かせない検査です。苦しいから、怖いからといって検査を敬遠することは結局病気の早期発見を妨げる結果につながります。ここではどうしたら楽に内視鏡検査受けられるかについて紹介します。まず内視鏡検査のどこがつらくてなにが大変なのかを挙げてみます。

  1. 緊張感・不安感…うまく飲めるだろうか。苦しくないだろうか。怖い
  2. 咽頭異物感…麻酔によって軽減されますが、異物感は感じます。
  3. 嘔吐反射…喉を通るとき、通ったあとの刺激によって嘔吐反射がでる人がいます。
  4. 腹部膨満感、ゲップ…胃のなかに空気をいれて観察しますので、膨満感やゲップがでる人がいます。

次にこれらをなるべく感じずにいかに楽に検査を受けるかについてですが、

◆経鼻内視鏡
経鼻法・経口法

最近話題になっている鼻から入れる極細内視鏡(直径5mm)は「楽な内視鏡検査」を受けるのに非常に有効です。細く(従来の半分)なったことで咽頭異物感が軽減されたこと。さらに図のように口からの内視鏡と違い舌根部を通過しないことより嘔吐反射がほとんどでません。喉の麻酔をしなくても検査が受けられるのも大きな利点です。検査中も先生と会話ができますし、検査後はすぐに食事がとれます。アンケートでは9割の方が口からの検査より「楽だった」と回答されました。当院では導入以来5,000名以上の方が経鼻内視鏡検査を受けられ大変ご好評いただいております。

◆意識下鎮静法(鎮静剤の使用)

喉の麻酔以外に検査の直前に鎮静剤の注射(軽い麻酔)をして検査をする方法があります。この方法の利点は1緊張感・不安感、2咽頭異物感、3腹部膨満感 などを減らし従来より楽に検査を受けられる点です。川野病院では基本的に 50歳以下で重篤な基礎疾患がない患者さまのうちで希望者を対象に鎮静剤を使用しています。また体格、年齢により投与量を調節しています。どなたでも安心して検査をお受けいただけます。検査後は30分ほど休んでご帰宅できます。

たった5〜6分とはいえ検査は少しでも楽なほうがいいでしょう。正しい方法と適切な薬剤を使用し上手な専門医に検査をしてもらえばきっと楽な検査がうけられるはずです。特に以前ポリープや潰瘍を患った方は年1回の定期的な検査をお薦めします。

川野病院ではどのように内視鏡検査をしていますか?

毎週月・火・水・金曜日、土曜日(月2回)に検査をしています。

  1. 消化器内視鏡専門医が検査を担当します
  2. 最新型のファイバーを使用し精度の高い検査をしています。
  3. 最新型の内視鏡洗浄器によるハイレベル消毒を行っています。
  4. 予約制で1週間以内に検査が受けられます。
  5. ご希望に応じ「経鼻内視鏡」「鎮静剤併用内視鏡」「通常内視鏡」より選んで検査をお受けいただけます。
  6. 検査当日中に結果をご説明します(病理検査をしたら1週間後になります)

検査の予約など詳しいことは外科外来にて相談に応じますので、お気軽に外来をご受診ください。
また当院では人間ドックのオプションで「消化器ドック」を行っており、内視鏡検査(胃・腸)、CTが受けられます。
消化器系の重点的な検査をお考えの方にお勧めします。

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医療財団法人 川野病院 042-522-8161
外科 川野幸夫
    医学博士
    日本消化器内視鏡学会指導医
    日本大腸肛門病学会専門医・指導医

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