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大腸検査のご案内

大腸の精密検査はどうして必要か?

大腸ポリープはほとんどの方が無症状です。厄介なことに検診で行われている便潜血反応でも残念ながらすべての病変をチェックすることはできません。大腸ポリープを放置すると癌化することは一般的に知られています。食生活の欧米化に伴い日本人の大腸癌の発生率は年々増加しています。大腸癌は比較的予後の良い(=直りやすい)癌で十分な治療を受ければ早期癌では95%、進行癌でもリンパ節転移がなければ80%ほどの方が治癒します。また早期癌では条件が整えば手術をせず内視鏡的に切除することが可能です。つまり早く発見できれば決して怖くない病気であるということです。さらに内視鏡でポリープを繰り返し切除することで癌の発生率が低下することも報告されています。つまり大腸癌の早期発見と予防には精密検査が欠かせないということです。

どのような人が検査を受けた方がよいのでしょうか?

■検査をお勧めしているのは以下のような方です

  1. 便潜血反応が陽性
  2. 以前に大腸ポリープを指摘された(または切除した)
  3. 以前に大腸の手術を受けた
  4. 検診にて異常を指摘された(バリウム検査など)
  5. 炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)の方
  6. 血縁関係者に大腸癌が多い
  7. 以下のような症状があるかた
    • 便に血が混じる、便の色が黒っぽい
    • 排便後の出血や下血
    • 便秘または下痢を繰り返す
    • 便が細い
    • 慢性的な腹痛、残便感

通常ポリープが発見され切除を受けた方は他の部位にもポリープができやすいことと、1回の検査で全てのポリープが切除できるとは限りませんので2年以内に必ず再検査をお勧めしています。

検査の種類は?

大腸の精密検査にはバリウム注腸検査(注腸)大腸ファイバー(内視鏡)の2種類があります。どちらもあらかじめ検査前に腸のなかを空にしておく必要があります。つまり下剤を飲んでいただくわけです。下剤の種類、飲み方はそれぞれで異なります。検査当日は検査が終わるまで食事はとれません。どちらの検査も通常は30分以内に終わり、当日に帰宅できます。

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大腸ファイバー(内視鏡)とは?

医師が内視鏡スコープを肛門より入れて直接、大腸の中を観察する検査です。小さなポリープなどが発見されればその場で取ることができます。注腸との違いは

  • 直接観察することでより精密な検査ができる。
  • 注腸では診断できない炎症性の疾患、平らな形のポリープ、早期癌の発見に有効である
  • 組織検査(生検といいます)により病変が良性か悪性かの診断ができる
  • ポリープなどが発見されればその場でとることができる

などの利点があります。また注腸で異常があれば結局ファイバーをすることになるので、現在では大腸ファイバーが大腸精密検査の主流となっています。

大腸ファイバーの写真1
正常な大腸 小さなポリープ
大腸ファイバーの写真2
大きめのポリープ ポリープを切除しているところ

大腸ファイバーは苦しいのでしょうか?

人によって個人差があるので一概に苦しいとは言えません。理由は検査前に2リットルほどの水様の下剤を飲まなければならないこと。もう一つは検査中におなかが張ったり痛むことです。大腸は胃と違って2mほどの長さがあり、また形や長さも個人差がかなりあります。概して日本人の大腸は欧米人より長いといわれています。大腸は非常に柔らかく伸びやすい臓器ですが、内視鏡で大腸の中を見るためには空気を入れて膨らませなければいけません。おなかの張り痛みの原因は腸に空気が入ること、そしてファイバーが入っていくときに大腸が伸びるためです。また腸の長さ、形は個人差がありますので必ずしも他人が経験したのと自分が同等であるとは限りません。大腸ファイバーは患者さまにとって多少負担のある検査ではありますが、経験豊富な専門医を選べば比較的楽な検査が受けられます。経験豊富な医師が施行した場合は多くの患者さまは10分以内で一番奥の盲腸まで到達し、15分ほどで検査が終了します。検査を勧められた方、症状があるかたは敬遠せず早めに検査をお受けいただくことをお勧めします。

川野病院ではどのように大腸ファイバー検査をしていますか?

毎週月曜日、火曜日、金曜日、月2回土曜日に専門医による検査をしています。検査をなるべく楽に受けてもらえるように以下のような工夫をしています。

  1. 年齢、体格に合わせて検査前に痛み止め(軽い麻酔)の注射を使っています。
  2. 最新式の大腸ファイバーには検査中にファイバーの硬さを変えられる機能がついており、大腸の伸びを最小限に抑えられるようになっています。
  3. リラックスして検査を受けていただけるように、できるだけ患者さまとお話をしながら検査をすすめます。痛みが強い方には決して無理な検査はしません。
  4. X線透視装置を併用し検査中に極力大腸が伸びないようにしています。
  5. 検査前の下剤を従来より飲みやすいタイプにしました。
  6. 炭酸ガス送気装置を使用しています。吸収の早い炭酸ガスは空気と比べて検査後の腹部のはり、痛みが大幅に軽減されます。

検査の様子はテレビ画面に写りますのでご本人が直接見ることもできます。
検査の内容など詳しいことは外科外来にて相談に応じますので、お気軽に外来をご受診ください。

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医療財団法人 川野病院 042-522-8161
外科 川野幸夫
    医学博士
    日本消化器内視鏡学会指導医
    日本大腸肛門病学会専門医・指導医

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